えがおのライブラリ
2007年2月14日~
2007.02.23
この本は、短編集です。
■■■この本の最初の話の『ボヘミアの醜聞』というのは、名探偵コナンの映画第六弾『ベイカー街の亡霊』にも出てくる『アイリーン・アドラー』と、ホームズが対決する話です。
■■ある日ホームズの所にボヘミア国王が訪ねてきました。
依頼内容は、『アイリーンから、国王の大事な写真をとり返して欲しい。』とのことでした…。
■なかなかおもしろかったです。
ホームズが写真をとり返すために、いろいろ策を練るんですが、アイリーンもなかなか手強くて、話がどうなるのか最後までわかりませんでした。
■■■もう一つ、この本で私が気に入ったのは、
『ボスコム谷の惨劇』です。
■■この話は、ジョン・ターナーと、その娘のアリス、それにチャールズ・マッカーシーと、息子のジェームズの間でおこる事件です。
チャールズ・マッカーシーが森で死んでいるのを最初に発見したのは息子のジェームズで、殺人現場の証拠はジェームズに不利なものばかりなんですが…。
■この話で私がいいと思った所は、やはり、ホームズのこの文です。
『(加害者の特徴は)背の高い左利きで、右足がびっこで厚底の猟靴をはき、灰色の外套を着て、パイプを使ってインド産の葉巻を吸うやつです。ポケットには良く切れないペンナイフを入れていたり、他にも特徴は五つ六つあるけど…』
という、現場を虫眼鏡で観察するだけで犯人の容姿などがわかってしまうところです。もちろんちゃんとそうなる理由はあります。
★シャーロックホームズの冒険(新潮文庫)
★シャーロックホームズ関連の書籍いろいろ(光文社文庫)
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